「空飛ぶクルマ」を開発するSkyDrive(東京都港区)は、大林組、関西電力、近鉄グループホールディングス、東京海上日動火災保険と共同で今年10月に実施した「空飛ぶクルマによるエアタクシー事業性調査」(関連記事)の調査結果の一部を公表した。これによると、空飛ぶクルマに乗ってみたいと回答した人は94.9%に上る一方で、乗ってみたくない人は「機体の安全性」などに不安を感じていることが分かった。

大阪港中央突堤で行われた海上飛行ではドローンが用いられた(出所:SkyDrive)
大阪港中央突堤で行われた海上飛行ではドローンが用いられた(出所:SkyDrive)
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天保山マーケットプレースに展示された空飛ぶクルマ有人試験機「SD-03」(出所:SkyDrive)
天保山マーケットプレースに展示された空飛ぶクルマ有人試験機「SD-03」(出所:SkyDrive)
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詳しくは知らないが乗ってみたい

 空飛ぶクルマの認知度について聞いたところ、20.4%が「全く知らない」と回答。「よく知っている(人に説明することができる)」は0.9%にとどまった。残りの約8割の人は、詳細は知らないまでも空飛ぶクルマの存在は認識していた(「聞いたことがある」が50%、「知っている」が29.6%)。

(出所:SkyDrive)
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 展示している空飛ぶクルマに乗ってみたいか聞いたところ、「是非乗ってみたい」が65.8%、「できれば乗ってみたい」が29.1%と、95%近くの回答者が前向きな関心を示した。「あまり乗りたくない」は5.1%だった。

(出所:SkyDrive)
(出所:SkyDrive)
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 乗ってみたい理由は、「眺めがよさそう」が65.7%で一番多く、次いで「渋滞のない生活」54.7%、「移動時間の短縮」52%と続いた。一方、乗ってみたくないと答えた人(全体の5.1%)にその理由を聞いたところ、最も多かったのは「機体の安全性に関する不安」75%で、「自動操縦の安全性に関する不安」と「建物・電柱・電線や鳥等との衝突に関する不安」がどちらも50%と続いた。