佐賀駅南口交流広場の概要(資料:佐賀市)
佐賀駅南口交流広場の概要(資料:佐賀市)
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調査対象地の位置(資料:佐賀市)
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想定スケジュール(資料:佐賀市)
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 佐賀市は、新設する佐賀駅南口交流広場を中心とする周辺の公共空間の管理と活用について、民間事業者から広く意見を求めるサウンディング型市場調査を実施する。今回の調査結果を踏まえて条件を整理し、2022年度に利活用事業者の公募・選定を予定している。調査への参加申し込みは12月13日まで。対話は12月21日から27日の間に実施する。調査の対象となる公共空間は5カ所。南口は、新設する南口交流広場と、さらに南下した場所にある駅前まちかど広場。北口は、市道三溝線の歩道部分と、三溝線上に整備する2カ所のポケットパークだ。

 JR佐賀駅周辺では、現在、駅北口で8400席のSAGAアリーナを中心としたスポーツと文化の拠点、SAGAサンライズパークを整備中だ。2023年にSAGAアリーナが完成し、翌2024年には、国民スポーツ大会(現・国民体育大会)と全国障害者スポーツ大会の開催を控えている。これらに伴い市では、駅周辺の人の流れを駅南側へと誘導し、中心市街地の賑わいを創出することと、スポーツやコンサートなどSAGAアリーナでのイベントを目的とした多くの来訪者が心地よく過ごせる空間の創造を目指している。

 南口交流広場は、同広場から既存の駅前まちかど広場までの公共空間を整備し、待ち合わせや休憩などに使える快適な空間の創造や、イベント開催を通じた市民の主体的活動の促進などを目指す。市道三溝線は、駅北口の新たなシンボルロードにふさわしい道路空間を目指し、複数個所にポケットパークを整備するなど、アリーナまでの道を楽しみ、日々の暮らしにも溶け込む心地よい歩道空間の整備を進める計画だ。今回の調査では、これらの一連の整備によって生まれる公共空間を対象とし、これらの管理と活用について民間事業者の意見を求める。

 調査にあたり、市は、SAGAアリーナ開業後の交流人口拡大への対応、および周辺一帯を利用したイベントなど新たな交流人口獲得に資する事業アイデアの提案を期待している。特に、南口交流広場では、キッチンカー出店や休日マルシェ、ナイトエコノミー促進のイベント、アリーナで開催されるプロスポーツやコンサートなどとのコラボイベント開催などを想定している。

 これらを踏まえて、調査では、当該事業に対する評価(立地環境、規模)、想定されるイベント・機能、管理活用財源確保の手法(市からの資金支援に頼らない手法)、公共空間の整備・管理・運営の手法と形態(ポケットパークのPFI可能性など)、経済効果、行政に期待する役割、管理者選定条件に対する提案・要望などについて対話を交わす。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/112902223/