長野県駒ケ根市は、再整備を計画している「北の原公園」のうち、芝生広場の事業アイデアを求めるサウンディング型市場調査を実施する。調査は2022年2月に実施するが、それに先立ち12月21日に現地見学を含む事前説明会を開催する(申し込み締め切りは12月17日)。なお、サウンディングの参加申し込みは2022年1月20日から2月10日まで。対話は2月21日から2月25日の期間に実施する。

芝生広場の位置と求める提案内容(駒ケ根市の資料を一部加工)
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芝生広場の位置と求める提案内容(駒ケ根市の資料を一部加工)

 北の原公園は、市北部の駒ケ根市赤穂にある広さ約3万1000m2の公園だ。開設から50年以上が経過し、園内には老朽化した施設が多くあるほか、老朽化のため撤去した市民プールの跡地活用も課題となっている。市は公園全体の再整備を計画しており、その一環で2020年度には、整備計画の素案を基に公園全体のサウンディングを実施。民間事業者6者からの提案を受けた。計画では、公園内はこども広場、親水広場、芝生広場、わんぱく広場、屋根付き広場、みんなの広場などのゾーンに区分けされており、このうち公園中央に位置する芝生広場について多くの提案があった。そこで2021年度は、芝生広場にしぼって改めて調査を実施することにした。

 調査では、以下の5点について提案を求めている。いずれも事業者自らが主体となって実施する提案に限り、5点のうち一部のみの提案でも構わない。

  1. 民間ノウハウの提案(事業内容、事業手法、収益モデル、施設整備、維持管理、公園サービス向上など)
  2. 芝生広場の評価(優位性、潜在的可能性、事業推進・施設運営上野課題や問題点、事業参入にあたっての条件や懸念事項など)
  3. 周辺地域の魅力向上・地域貢献などについて
  4. 事業参入に向けた行政への要望
  5. 芝生広場としての活用(子育て支援、運動促進、環境保全などの場として)

 駒ケ根市は、今回の調査を事業発案の初期段階における簡易的な調査と位置づけている。早期の段階で事業化が見込める提案があれば、2022年度以降に事業化に向けた検討を進め、公募要項の検討または事業者の選定段階において、改めて調査を実施する予定だ。

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