田原市と対象地の位置(資料:田原市)
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対象地の写真(資料:田原市)
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サーフタウン構想の概要(資料:田原市)

 愛知県田原市は、全国的に有名なサーフポイントである太平洋ロングビーチに隣接する(仮称)弥八島海浜公園の事業化を検討しており、その一環で民間事業者からアイデアを求めるサウンディング型市場調査を実施する。

 田原市は、渥美半島のほぼ全域を占め、市の南側には太平洋に面した海岸が広がっている。なかでも太平洋ロングビーチの名前で親しまれている赤羽根海岸は、サーフィンの世界大会が開催されるなど全国的にも有名だ。市はこの資源を生かし、赤羽根地域を中とする若者や子育て世代の移住者の増加と、市全域の持続的な発展を目指し、「田原市サーフタウン構想」を策定。様々な事業を展開しているところだ。

 (仮称)弥八島海浜公園と名付けられた今回の対象地は、赤羽根海岸に隣接する場所にあり、同構想における重点整備地区として宅地開発などを行うエリアの一角に位置する。その中でも「自然交流ゾーン」として位置付けられており、低層宿泊施設やキャンプ場、バーベキュー施設、展望施設などの設置を想定している。田原市では、民間活力導入を視野にサーフタウンにふさわしい利活用方法を検討しており、具体的な整備手法や事業運営について提案を求めるために、今回の調査を実施する。市場性の有無と多様な事業アイデアを把握し、公募実施に向けた検討に役立てたい考えだ。

 対象地は、山林や崖地も含む約2万9000m2の市有地だ。市は、このうち約2万m2の部分について、事業用定期借地権を設定して民間事業者に貸し付け、事業を行うことを想定している。土地の賃貸料は年額約160万円とする予定だ。

 調査では、構想も踏まえ、以下の観点から事業アイデアを求めている。

・サーファーをはじめとする来訪者および市民などが楽しむことのできる事業
・当該土地の立地特性を活かした事業
・宿泊施設としての事業
・その他まちの活性化につながる事業

 サウンディングは2019年2月19日から2月22日の期間に実施する。参加希望者は、2019年2月8日までに所定のエントリーシートを提出する。また、実施日の一週間前までに、任意の形式で、サウンディング時の参考資料を提出する必要がある。調査結果は、3月27日に公表予定だ。その後、調査結果を踏まえて活用方法や公募について検討を進めていく。

 サウンディング実施に先立ち、2018年12月14日に現地に説明会と見学会を開催する。説明会参加申し込みは12月12日17時までだ。