愛知県は、2021年度中に開設予定のスタートアップ支援拠点「ステーションAi」の整備に先立ち、その「基本的考え方」について民間事業者の意見を募る。整備はPFI法に基づくBT方式およびコンセッション方式の導入を予定している。

 意見の応募期限は12月17日。ここで得られた意見を反映して2020年1月に実施方針を公表、2月に公募を開始し、7月頃に優先交渉者を決める予定だ。

愛知県経済産業局のスタートアップ推進課(2019年9月1日設立)がプロジェクトを推進している

 「ステーションAi」の整備予定地はJR・地下鉄鶴舞駅から徒歩圏にあり、鶴舞公園に隣接する面積7332.11m2。事業者が施設を設計・施工して所有権を県に移転し、県が事業者に公共施設等運営権を設定する方式を想定している。事業者に使用許可権限を与えるため、指定管理制度を併用する。

 施設に求める機能は、スタートアップ向けオフィス、会議室、ラボ機能、 宿泊・研修施設、 研究開発機能(連携先向けオフィス)、 行政支援窓口、およびカフェ・レストラン、スポーツジムなどの民間収益施設。設計・建設期間は1年7カ月程度、運営機関は15年以上を想定する。

 県は事業者に対し、設計・建設の対価としてサービス購入料を支払い、運営事業者は運営権対価を県に支払う。利用料は事業者の収入とするほか、各年度の目標収益額に対して増額があった場合は、原則として事業者のインセンティブとする。

 事業者はSPCを組成することを想定し、選定方法は総合評価一般競争入札方式を予定している。