川崎市は、等々力緑地の整備・管理運営の方向性についてまとめた「等々力緑地再編整備実施計画改定(案)」を2021年11月18日に公表。11月22日から市民意見(パブリックコメント)を募集中だ。意見募集は12月21日まで。

将来的な公園のイメージ(資料:川崎市)
将来的な公園のイメージ(資料:川崎市)
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再編整備事業の事業手法(資料:川崎市)
再編整備事業の事業手法(資料:川崎市)
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 等々力緑地(43万5914m2)は、陸上競技場、サッカー場、とどろきアリーナなど多数の運動施設や、市民ミュージアムなどの文化施設を含む都市公園。「等々力緑地再編整備実施計画改定 (案)」では、官民連携で新たに整備する施設として、芝生広場、プール、ストリートスポーツ広場(スケートボード、バスケットゴールなど)、子供向けの屋内遊戯施設、多摩川との連絡路、ランニングコースなどを挙げている。

 「実施計画改定 (案)」によると、事業手法は、「PFI事業+指定管理者制度+公共施設等運営事業(コンセッション方式)」で事業期間30年による実施が最も効果を発揮できることを確認。主に整備においてはSPCの設置による「PFI事業」、維持管理運営においては「指定管理者制度」と「公共施設等運営事業」での導入を目指していく考えだ。加えて、一部民間に求める機能においては「PFI付帯・自由提案」での整備、「設置管理許可」での維持管理運営を想定している。

 パブリックコメントの結果を受けて、川崎市では2022年2月に計画案を改定、3月に実施方針を公表する予定だ。11月30日には、PFI法に基づく実施方針の公表に先立ち「等々力緑地再編整備事業に関する基本的な考え方」を公表した。以後、2022年4月から事業者公募、2023年度に整備・管理を開始し、2029年度の施設整備完了を目指す。