高エネ研の位置図(資料;つくば市)
高エネ研の位置図(資料;つくば市)
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 茨城県つくば市は、高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)南側の未利用地の土地利用方針案を公表した。市は2021年12月10日と12日に方針案の市民説明会を開催し、15日までパブリックコメントを実施する。意見の概要と市の考え方を22年1月ごろに公表する予定だ。

 未利用地は高エネ研に隣接し、敷地面積は45万5754m2。方針案では、敷地全体の開発プランを民間事業者から募集したうえで売却し、一体的な整備を求めている。また、敷地内に防災備蓄倉庫と4万m2以上の防災多目的利活用広場、災害用水源を整備することを条件とし、倉庫は市が賃借、広場は災害時に市が無償で利用できることとしている。

未利用地の敷地図(資料:つくば市)
未利用地の敷地図(資料:つくば市)
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 土地は2014年3月につくば市が総合運動公園の用地として取得したが、15年8月の住民投票で8割の反対を受けて白紙撤回。市は活用策を検討してきた(関連記事)。21年4月からは2度目となるサウンディング型市場調査を実施、4事業者が全敷地の買い取り意向と具体的な事業案を示した。並行してつくば市議会も調査特別委員会を設置し、21年6月に提言を提出している。今回の利用方針案は、この提言と市場調査の結果を踏まえたものだ。

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