空間構成のイメージ図(資料:神戸市)
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定期借地権方式を前提とした事業手法(資料:神戸市)

 神戸市は、市役所本庁舎2号館再整備の基本計画案について、12月27日まで市民からの意見を募集中だ。

 神戸市役所は、三宮駅と旧居留地やウオーターフロントエリアを結ぶ動線上に位置する。本庁舎2号館は築60年を超えて老朽化が進み、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けたことから、市は現地での建て替えを検討している。

 基本計画案では、周辺地域の回遊性を向上させるため、神戸らしい魅力的な都市景観などを発信し、まちづくりの活性化をけん引するシンボリックな空間を目指す。約1万5000m2の庁舎と併せて800席程度の音楽ホールを整備するほか、カフェやレストランなどの飲食店、ハイクラスホテルや国際的なビジネス拠点を誘致し、外部に緑豊かな歩行者空間やオープンスペースを設けるといったことを想定している。

 事業は定期借地権方式で、民間事業者が建物全体を整備し、市が庁舎と音楽ホールを買い取るか賃借する前提だ。事業者の選定は公募型プロポーザル方式を念頭に置くが、具体的な事業スキーム、選定方式は今後検討する。事業期間は50年程度で、民間が整備する庁舎と音楽ホールの概算建設費は、それぞれ約80億円、約60億円。2020年度にかけて事業者を公募・選定し、21年度から事業着手、25年度以降に完成予定としている。