国土交通省近畿地方整備局は、国営明石海峡公園の淡路地区海岸ゾーン「シースケープ・ラウンジ」において、2020年11月20付でPark-PFIによる公募設置等計画を認定した。国営公園として初めてのPark-PFI事業となる。

 認定した計画に基づき、海辺の展望を生かした「食と健康」をテーマとした温浴施設・プールやカフェ、地元食材を活用したレストランなどを整備する予定だ。地域住民の健康を維持できる空間を提供し、地元企業との連携による地域経済の活性化を目指す。認定の有効期間は設置管理許可日から20年で、2021年度上半期に着工、2022年夏頃に供用開始を予定している。

施設の完成イメージ(資料:国土交通省近畿地方整備局)
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国営明石海峡公園・淡路地区の全体図(資料:国土交通省近畿地方整備局)
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 Park-PFIの対象エリアは約1万600m2。そのうち、特別目的会社(SPC)である北淡路開発プロジェクト(東京都中央区)が運営する収益施設(公募対象公園施設)が4429m2、施設運営の収益と公的資金で整備予定の特定公園施設が3891m2、利便増進施設が73m2となる。公募対象公園施設では、アクアウォーキングやSUPヨガなどの浴中運動が行える温浴施設・プール、有名パティシエ監修によるスイーツが楽しめるカフェ、地産地消をコンセプトにしたレストランなどを展開。特定公園施設では園路や芝生広場などを整備し、魅力ある空間を実現する質の高い植栽管理を行う計画だ。

 北淡路開発プロジェクトの代表法人はアクアイグニスを代表法人、構成法人はくにうみアセットマネジメントとフィーストインターナショナル。2019年5月16日に、国土交通省近畿地方局が公募設置等予定者として選定した。