福岡市の公民連携ワンストップ窓口「mirai@」(出所:福岡市)
福岡市の公民連携ワンストップ窓口「mirai@」(出所:福岡市)
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 福岡市は、人生100年時代の持続可能な社会をつくるプロジェクト「福岡100」において、3つのテーマで新たな取り組みにつながる事業の提案を募集している。提案の実施にかかる費用は事業者が負担し、福岡市は各種支援を行う。

 提案の募集期間は2022年1月21日まで。質問を12月20日まで受け付ける。その後、提案内容について、事業者ごとに15分間のプレゼンテーションと5分間の質疑応答による審査を行い、2月中旬以降に候補者に通知。事前協議の上、事業を開始する。応募状況によっては、プレゼン審査の前に書面審査を行う場合がある。

 今回募集しているテーマは次の3つ。福岡市では各テーマ1件程度、全3件程度の実施を予定している。

1.現役世代が日常生活の中で楽しく身体活動に取り組める仕組み
 市民の健康寿命を延伸させるため、特に身体運動量不足が顕著な30~50代の活動を促す。福岡市では例として、昼休みに勤め先の近くにある公園で開催される、モーションセンサーなどを活用して身体の動きで操作するゲームが体験できるイベントを挙げている。

2.よく噛む習慣を身につける仕組み・取り組み
 咀嚼力は全身の健康状態と関連があり、健康寿命の延伸のためにも維持向上が必要とされている。例として、咀嚼力を測定・可視化するICT機器、咀嚼力と全身の健康が関連するというエビデンスを普及する取り組みや仕組みが挙げられている。

3.がん検診受診率の向上につながる仕組み・取り組み
 各種のがん検診受診率の目標は市と職場で計50%となっているが、現状は30~40%であり、さらなる向上を目指す。例としては、各種がん検診の実施場所の提供、市がん検診の主な対象となる国保や協会けんぽの被扶養者、個人事業主への受診啓発、SNSなどを活用した新たな方法による受診勧奨などが示されている。

 福岡市は、市民が心身ともに健康で自分らしく暮らせる社会の実現を目指して、2025年までに100のアクションを実践するプロジェクトに取り組んでいる。今回は、公民連携ワンストップ窓口「mirai@」によるテーマ型公募となっている。