鹿児島県指宿市は、九州電力の地熱発電所、山川発電所内で産出される余剰熱の有効活用について、サウンディング型市場調査を実施する。対象となるのは、九州電力の山川発電所内において、市が借り上げた土地3500m2(借用期間20年以上50年未満)、および市が購入した余剰熱(30t/h、120度。発電により発生したもの)。

余剰熱の利用イメージ(資料:指宿市)
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 指宿市が民間事業者に求めているのは、発電所内の余熱などを活用して展開できる事業アイデアだ。実施要領には、農業とマッチングした余剰熱の有効活用や、地熱発電の余熱(再生可能エネルギー)の2次利用施設として、視察受け入れなど新たな観光資源としても貢献できる活用アイデアを挙げている。また、事業方式(所有形態、管理・運営方法など)はあらかじめ定めておらず、自由な提案を求める。

 観光、農業および水産業を主体とする産業が盛んな指宿市では、地熱資源のポテンシャルが有望視される山川地域で「地熱の恵み」活用プロジェクトを進めており、今回の調査はその一環として行う。

 サウンディングの対話参加の申し込み・エントリーシートの提出締切は2020年1月31日。2月3日から3月31日に個別対話を行い、結果の概要は4月以降にウェブサイトで公表する。調査に先立ち、市では事業参加者説明会および現地見学会を2020年1月16日に開催する(申し込み締め切りは1月14日)。

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