JR旭川駅前に設置された移動可能な“家”「タイニーハウス」。宿泊施設として試験運用する(資料:シンプルライフ協会)
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「タイニーハウス」内覧会の様子(資料:シンプルライフ協会)
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 一般社団法人シンプルライフ協会(北海道旭川市)は、移動可能な小さな“家”「タイニーハウス」をJR旭川駅前に設置し、“エコでシンプルな生活が体験できるホテル”としての試験運用を開始する。2019年1月5日にプレオープンし、4月下旬まで試験運用する計画。12月15~16日には内覧会を開催した。

 タイニーハウスはトレーラーハウスの一種で、その活用により、旭川市への人の流れを継続的につくりだすとともに、電気使用量(15A)やシャワーの水量なども制限した必要最小限の「シンプルライフ」を実現可能とする狙い。今回試験運用するタイニーハウスは、いわば「機能制限ホテル」といえ、スマートロック機能を備え完全無人化したホテルとして運営される。また、タイニーハウスは自由な形状で家づくりができる木造仕様で、車台と分離できる構造のため据え置きもできるという。

 ホテルは駅前広場の一角を旭川市から借りて設置する。1月5日のプレオープン後、市から認可され次第、予約受付なども可能にした本格的な試験運用を開始する計画。料金はルームチャージとして約1万8000円を想定しており、プレオープン期間については割引も検討中だ。

 協会担当者は「『シンプルライフ』『タイニーハウス』と聞けばすぐに旭川を思い出してもらえるように街のイメージづくりに貢献したい。プロジェクトを通して、楽しく暮らせるまちづくりができればと考えている。それに併せて、さまざまなワークショップや市内で活動する他団体との協働も計画中。旭川市でのチャレンジを通して、日本中にシンプルライフの可能性を知ってもらいたい」と話す。