国土交通省は2020年12月18日、2020年度「かわまち大賞」において「北十間川かわまちづくり」(関係自治体:東京都墨田区)と「五ヶ瀬川かわまちづくり」(関係自治体:宮崎県延岡市)の2つの取り組みを大賞に選定したことを発表した。かわまち大賞は、全国で進められている水辺を生かして地域の賑わい創出を目指す取り組み「かわまちづくり」の中から、模範となる先進事例を国土交通大臣が表彰するもの。2018年度に創設されて、今年度が3回目となる、

北十間川かわまちづくり

 「北十間川かわまちづくり」は、東京都墨田区、東武鉄道、北十間川水辺活用協議会が推進主体となり、浅草と東京スカイツリーの間を流れる荒川水系北十間川において、河川敷地内の遊歩道(すみだリバーウォーク)や、川沿いの鉄道高架下の商業施設(東京ミズマチ)などの建築物を整備した。東京都内の取り組みでは、初めての受賞となる。

左は隅田川を渡した歩道橋「すみだリバーウォーク」。浅草寺~北十間エリア~東京スカイツリータウンの観光動線を大きく改善した。右は北十間川沿いの鉄道高架下に整備された商業施設「東京ミズマチ」。いずれも東武鉄道が整備した(資料提供:国土交通省)
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管理運営体制図(資料提供:国土交通省)
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 国土交通省は評価のポイントとして「官民が連携して水辺の利活用を考えた工夫あるハード整備を都市部において実現したこと」を挙げている。また、行政と民間事業者が地域全体のデザイン指針「デザインガイドライン」を設定・共有して一体的な空間を実現したことは、他の取り組みの参考になるとしている。

 東武鉄道が北十間川沿いの鉄道高架下に開発・運営する複合商業施設「東京ミズマチ」では、2021年1月9日に宿泊施設「WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO」を開業、3月から観光舟運活性化に向けた社会実験を北十間川で実施するなど、さらにエリア開発を進めていく。