公園の位置(資料:長崎市議会)
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公園の施設配置(資料:長崎市議会)
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新たに導入されるスロープカー(資料:長崎市議会)
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 長崎市の稲佐山公園・長崎ロープウェイの指定管理者が、リージョナルクリエーション長崎・長崎ロープウェイ事業共同体に決定した。12月13日の市議会の議決による。ジャパネットホールディングス(長崎市)傘下のリージョナルクリエーション長崎(長崎市)と長崎ロープウェイ・水族館(長崎市)による共同事業となる。指定期間は2020年4月1日~25年3月31日までの5年間。

 稲佐山公園は標高333mで、長崎市のランドマークとして市民に親しまれている。山頂の展望台からは長崎港を見下ろすことができ、市HPによれば、香港、モナコと並んで「世界新三大夜景」にも選ばれたという。山頂に至る長崎ロープウェイのゴンドラは、フェラーリも手掛けた工業デザイナー、奥山清行氏率いるKEN OKUYAMA DESIGNによって2011年にリニューアルされている。2020年2月からは、稲佐山の中腹駐車場から山頂まで送客するスロープカーの運行も始まる予定だ。

 今後の取り組みとして、リージョナルクリエーション長崎・長崎ロープウェイ事業共同体は、イベントの誘致・企画やウェブサイトを中心とした情報発信を強化し、来場者の利便性向上を図る、としている。また、23年に開業を予定する、スタジアム・アリーナ・ホテル・マンション・オフィス・商業の複合施設「長崎スタジアムシティプロジェクト」に関するショールームを20年2月に開設、そこでも、稲佐山公園、長崎ロープウェイと連携した、長崎の将来像を紹介する計画だ。

 公園(スロープカー含む)とロープウェイは、運営は一体的に行うが、会計は別々となる。ロープウェイは、市が事業者に支払う指定管理料はなく、指定管理者が市に対して固定納付金を年間5860万円支払う。また、各年度の利用料金が1億7665万1000円を超えた場合、超えた金額の10%までは指定管理者の収入に。10%を上回った部分については50%を長崎市に納付する。公園については、市が指定管理者に支払う委託料は年間6446万円。自主事業(魅力向上事業)については、収益の10%は指定管理者の収入に、残りの50%については市に納付または利用者に還元する。