上の図はサウンディング型市場調査の対象地域(「環境活用ゾーン」「里山」「オオタカ保全地」の3カ所)。下の図は「環境活用ゾーン」の平たん地の概略図(資料:大阪府)
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「里山」の現況写真(資料:大阪府)
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「オオタカ保全地」の現況写真と平たん地の状況(資料:大阪府)
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 大阪府は、区画整理を進めている箕面市の箕面森町(みのおしんまち)において、3カ所の大規模な府有地を対象に、民間事業者から有効活用の提案を求めるサウンディング型の市場調査を実施する。街の魅力向上に有効と考えられ、事業化が可能な提案については、2020年度以降、具体化へとつなげていく。2019年1月22日に事前説明会、同24日に現地見学会を開催する。説明会と見学会への参加申込は2019年1月18日まで。

 箕面森町は、箕面市の北部丘陵に位置し、府が事業主体となって、自然環境を守りながら特定土地区画整理事業を進めているエリアだ。2007年10月に街開きを行い、2018年11月時点では1178世帯、3849人が住んでいる。2023年度に事業が完了し、1800戸、約6000人の人口となる計画だ。

 今回、意見を募集するのは、街の北部に広がる山林に位置する「環境活用ゾーン」「里山」「オオタカ保全地」の3カ所だ。いずれも広さは20ha以上。「環境活用ゾーン」は24~26haの広さで、環境を活用したレジャー施設や、環境共生をテーマにした業務施設などの提案を求めている。「里山」は20haの広さで、里山環境の保全を前提に、その自然環境を活かした事業の提案を求める。「オオタカ保全地」は24.5haの広さで、オオタカの生育環境の保全に十分に配慮した上で、その自然環境を活かした事業の提案を求めている。

 なお、「環境活用ゾーン」のレジャー施設とは、フィールドアスレチックやスポーツグラウンド、キャンプ場、バーベキュー施設、カフェ、レストラン、温浴施設などを想定。業務施設は、カフェ、レストラン、森林アスレチックといった併設施設の導入を想定している。また、3つの土地は、それぞれについての提案でも、他のゾーンとの一体活用を視野に入れた提案でも構わない。

 これらを踏まえて調査では、提案対象の土地とその土地を選んだ理由、実施内容や周辺地域の魅力向上や賑わい創出なども含めた事業内容、および土地の所有形態について意見を求める。そのほか、実施にあたっての課題や規制緩和の提案なども受け付ける。

 調査に参加できるのは、事業を実施する意向のある法人または法人のグループだ。参加の申し込みは2019年3月15日まで。申し込み後、個別に調整し、ヒアリング調査は2019年1月7日から3月20日の期間に実施する。調査の結果は2019年3月下旬に概要をウェブサイトで公表予定だ。