福岡県大野城市は、西鉄天神大牟田線の立体交差化に合わせ、新たに生じる高架下空間を活用するため、2020年9月に「高架下利用基本計画」を策定した。同市では、想定する高架下空間の事業の実現性を確認するため、整備や維持管理・運営について、民間事業者からサウンディング型市場調査を実施する。2021年度~22年度に事業者公募予定だ。

サウンディング対象施設一覧(発表資料より)
サウンディング対象施設一覧(発表資料より)
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整備イメージ(発表資料より)
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 調査は2021年2月8~10日のうち1時間程度、大野城市役所で実施する(Web会議での参加も可能)。対象は法人もしくは法人のグループで、エントリーシートに記載の上、1月29日までにメールで申込む。1月21日には事前説明会を開催する予定だ(1月14日申込み締切)。

 西鉄天神大牟田線連続立体交差事業は、2003年から福岡県と西日本鉄道が進めている。市は今回のサウンディングでは、高架下整備事業に関心を持つ民間事業者とのコミュニケーションを図り、市が想定する事業条件について、民間事業者と意見交換し、相互理解を深めたいとしている。

サウンディング対象施設の詳細(発表資料より)
サウンディング対象施設の詳細(発表資料より)
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 民間事業者の事業対象を想定しているエリアは、西鉄天神大牟田線連続立体交差事業区間のうち、大野城市域の約2.8㎞の高架下施設など。今回は雑餉隈・栄町高架下交流広場などの高架下広場、高架下遊歩道、高架下駐輪場、高架下多目的施設、歩行者用シェルターの設計・建設と、その他公共施設を加えた6施設の維持管理・運営業務を依頼する予定。なお、事業方式は、PFI的手法とバンドリング手法、行政財産の使用許可を組み合わせたものを想定している。

 対話内容は、事業スキームに関する事項、実施可能な業務内容等に関する事項など7点。特に「導入機能等に関する事項」、「ソフト事業を中心としたにぎわい創出方策に関する事項」について、民間事業者の知見やノウハウや創意工夫を活用した具体的な提案を求める。

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