経済産業省:ヘルスケア分野のPFS/SIBモデル事業を拡充

経済産業省 商務・サービスグループヘルスケア産業課の大谷壮史課長補佐(写真:赤坂 麻実)

 経済産業省は、2016年度からヘルスケア(医療・健康、介護)分野でのPFS/SIBの普及促進に取り組んできた。八王子市の大腸がん検診受診勧奨や神戸市の糖尿病性腎症の重症化予防といったモデル事業を行い、中間成果評価ではいずれも目標を上回る成果を確認した。

 2020年度も案件組成の支援を行う。特に、一次予防(生活習慣を改善し、健康を増進して疾患の発生を防ぐこと)や、介護現場の生産性向上をテーマにした案件組成を支援し、モデル事業を創出したいとしている。商務・サービスグループヘルスケア産業課の大谷壮史課長補佐は「『こんな事業にPFSを使ってみたい』といった(自治体の)“ざっくりした”相談にも乗りたい。何か構想があればぜひ相談を」と聴講者に呼びかけた。

 このほか、ヘルスケア分野のPFS/SIBの先行事例から参考情報を集めて整理し、例えばノウハウ集のような形で自治体や事業者に提供する考えだ。また、セミナーやワークショップ、講演会を通じて普及啓発に努めるとしている。

■経済産業省ヘルスケア産業課の今後の取り組み(2020年2月時点)
(資料:経済産業省)
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■経済産業省ヘルスケア産業課の今後の取り組みのうち「ヘルスケア分野における案件形成支援を通じたモデル事業の創出」の詳細
(資料:経済産業省)
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