神奈川県秦野市は3月1日、「表丹沢野外活動センター」の指定管理者についてプロポーザル方式での公募を開始した。応募者は、必要書類を5月19日までに持参により提出する。7月8日にプレゼンテーション審査を実施し、7月中旬に選定結果の通知・公表を予定している。応募者は3月29日の説明会(参加申し込みは3月22日)への参加が必須条件となる。また、募集要項などに関する質問を4月12日まで受け付ける。

表丹沢野外活動センターのテントサイトと研修施設(出所:秦野市)
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表丹沢野外活動センターのテントサイトと研修施設(出所:秦野市)
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表丹沢野外活動センターのテントサイトと研修施設(出所:秦野市)

 表丹沢野外活動センターは、東京から約60km、横浜から約37kmの距離にあり、丹沢山地南部の表丹沢と呼ばれる地域の麓に位置する。木造2階建てで最大140人が宿泊できる研修棟、最大100人の宿泊ができるキャンプ場、明治・大正期の秦野の民家をイメージして建てたいろり棟のほか、風呂棟、活動棟などがあり、現在は市直営で管理・運営をしている。年間の利用者数はコロナ禍の影響が小さい2018年度で1万1875人、キャンプ場や研修棟などの使用料収入は625万7872円だった。

 指定管理者が行う業務は、施設の使用許可、料金収受、維持管理、広報、自主事業などで、指定管理期間は2023年4月から2028年3月末までの5年間。市からの指定管理料(募集時の上限額は4088万2000円)、施設の利用料金や自主事業の収入を指定管理者の収入とする。

 秦野市では、4月16日の新東名高速道路の秦野市域までの開通、新秦野インターチェンジ、秦野丹沢スマートインターチェンジも開通する。これ機に、表丹沢のさらなる魅力向上につなげ、秦野市を全国屈指の森林観光都市へと押し上げていきたい考えだ。

「表丹沢魅力づくり構想マップ」より。表丹沢野外活動センターは地図のほぼ中央に位置する(出所:秦野市)
「表丹沢魅力づくり構想マップ」より。表丹沢野外活動センターは地図のほぼ中央に位置する(出所:秦野市)

 表丹沢野外活動センターについて、秦野市は2021年1月に指定管理者制度等の導入に向けたサウンディング型市場調査を行い、7社が参加した。その結果、市場性があると判断して指定管理者制度等の導入に踏み切った。また、募集要項や業務仕様書はサウンディングでの事業者の意見を踏まえたものとなっている。意見の反映内容について詳しくは次ページで紹介する。