「福井を健康の“聖地”に」

 こうした健康プログラムに、県内企業の技術や商材を組み合わせる――。それが、well-beingツーリズムの狙いの一つでもある。

 実際、前出の保健グループに参画する企業から、さまざまな提案が出てきている。例えば、運動時に関節などを保護するサポーターを製造・販売する協和テキスタイルは、「for Painless Tourism」をテーマに腰や膝、踵などのサポーターの中から、参加者の関節などの痛みを軽減する最適なサポーターを提供する。

 美容・健康サポート製品の企画・製造・販売を行っているユメロン黒川は、電子レンジなどで温めて使用する「ウォームストーンパック」と呼ばれる商品を冷えや凝り、痛みなどの対策に提供する。この他、福井限定の食品製造会社による実食体験や販売を行うなど、さまざまな企業がwell-beingツーリズムをサポートしていく予定である。

保健グループを代表して発表した福井大学医学部の金山氏(写真:Beyond Healthが撮影)
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 「地元企業が積極的に参画することで、するwell-beingツーリズムを実現していきたい」。金山氏はこう展望した。


(タイトル部のImage:福井県気候療法士会 半澤清江氏の提供)