東京都品川区は3月29日、「品川区立大井坂下公園」をリニューアルオープンする。改修工事にあたり、区内の子どもたちが考えた工夫やアイデアを取り入れ、障害の有無や国籍の違いに関わらず、あらゆる子どもたちが一緒に遊べるユニバーサルデザインに配慮した公園としたのが特徴だ。

完成お披露目会の様子(画像提供:品川区)
完成お披露目会の様子(画像提供:品川区)
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工事体験会の様子(画像提供:品川区)
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 品川区は「区民と区の協働で、『わたしたちのまち』品川区をつくる」という同区基本構想の理念に基づき、2008年度に子どもたち自身が議論・検討して公園整備の計画案づくりを行った。以降の公園改修工事では、同計画案を参考に設計・工事を進めてきた。これまで、鮫洲運動公園、二葉公園、東品川公園、荏原南公園、しながわ区民公園の改修工事で、子どもたちのアイデアを取り入れてきた。

 前回の計画案策定から10年以上が経過し、ユニバーサルデザインなど新しい広場のニーズが高まっていることから、品川区では改めて「子どもたちのアイデア等を活かした公園づくりワークショップ」を2019年度~2020年度にかけて全6回開催。区内の小学3・4年生が参加し、子どもたち自身が公園を計画するというコンセプトを引き継ぎつつ、障害を持つ子どもたちも楽しめる公園や遊具を考えた。大井坂下公園の再整備は、このワークショップのアイデアを取り入れた第1号の公園となる。

ワークショップの内容をまとめた「かわらばん」。画像は第6回のもの(出所:品川区)
ワークショップの内容をまとめた「かわらばん」。画像は第6回のもの(出所:品川区)
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大井坂下公園の位置図と完成イメージ(出所:品川区)
大井坂下公園の位置図と完成イメージ(出所:品川区)
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