「ムーミンバレーパーク」(敷地面積7.3ha)
所在地:埼玉県飯能市宮沢431−3−58/開園時間:10〜20時/入園料:おとな1500円(中学生以上)、こども1000円 *3歳以下無料。別途、アトラクション料金あり、ネット予約が可能。写真はムーミンバレーパークのメインエリアの「ムーミン谷」。ペットの同伴も可能だ(写真:日経BP総研)
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 3月16日、ムーミン物語(埼玉県飯能市)が運営する「ムーミンバレーパーク」が埼玉県飯能市にオープン。春休みに入り、家族連れやムーミンファン、インバウンド客など大勢の観光客が押しかけている。

 同パークは、飯能市が地方創生の起爆剤として誘致したレジャー施設「メッツァ」内にある。メッツァは、北欧を感じさせるような自然の連携をコンセプトとしたテーマパークだ。2018年11月に飲食・物販の店舗が並ぶ「メッツァビレッジ」が先行オープンしており、今回のムーミンバレーパークの開業で全エリアがそろった。メッツァの総事業費は150億円。年間100万人の来場を見込んでいる。

宮沢湖の東側の飲食・物販施設などのある「メッツァビレッジ」へ。そこから湖に沿って奥にある「ムーミンバレーパーク」に向かう(©Moomin Characters)
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 2014年に日本創成会議・人口減少問題検討分科会から消滅可能性都市に挙げられた飯能市では、「民間資本を誘導し、市の経済を活性化させる」として、ムーミン物語の親会社のフィンテック グローバル(東京都品川区)と「地方創生の推進に関わる基本協定」を締結し、メッツァを核としたまちづくりを進めている。

ムーミンの世界観を感じるテーマパーク

ムーミンの主要キャストが登場する「エンマの劇場」。ムーミンたちが山で見つけた黒いシルクハットが巻き起こす不思議な出来事が第一弾の出し物だった(写真:日経BP総研)
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原作を忠実に再現した地上3階建ての「ムーミン屋敷」。屋根裏部屋や地下室もある。見学ツアーは1000円(3歳以下無料)で解説付き(写真:日経BP総研)
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資料展示や物販、飲食でムーミンの世界感をもっと知ってもらおうという複合施設が「コケムス」。3階にある「体感展示ムーミン谷の自然」。子供たちも大喜びのインタラクティブな体験でムーミンの物語を追体験できる。2階には、シアターや展示スペース、ワークショップ、カフェなどがある(写真:日経BP総研)
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3階から見下ろすムーミン谷のジオラマは圧巻。1階ではムーミン屋敷の断面も見ることができる(写真:日経BP総研)
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コケムス1階にある「ムーミン谷の食堂」には長い行列ができる。緑の帽子のパスタや雪つもるサラダなどのメニューも(写真提供:ムーミン物語)
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コケムス1階の売店は、やはり人気スポット。フィンランド直輸入品からパーク限定品までムーミングッズが充実。左はパーク限定の「ニョロニョロスティック」、右は人気のリトルミイのぬいぐるみ(写真:日経BP総研)

 メッツァは、ムーミン物語の親会社のフィンテック グローバルが、西武鉄道などから取得した宮沢湖周辺の森に建設。総敷地面積は25.7ha。7.3haのムーミンバレーパークは、入り口近くにあるメッツァビレッジの対岸に位置し、湖のそばを10分ほど歩くとメーンエリアの「ムーミン谷」が目に前に現れる。

 ムーミン谷は、中央に湖に注ぐ小川や花園のある広場を配置し、その周りに、ムーミン一家やミイ、スナフキンなどが登場するショーが楽しめる「エンマの劇場」、作者のトーベ・ヤンソンの作品を読み込んで作り上げた「ムーミン屋敷」、ムーミン関連商品が購入できるショップやカフェ、ムーミンの世界をテーマにインタラクティブな体験ができる展示室のある「コケムス」などの施設が建てられている。