25日以降に順次再開の美術館、博物館でも導入・検証

 システムは市内のベンチャー企業レセプター(小倉北区)が開発した。同様の仕組みを市はすでに環境学習施設で来場ポイントの付与に利用しており、今回コロナ対策向けに応用した。

 5月19日の市立美術館(本館)といのちのたび博物館の再開に先立って、18日には感染防止策のリハーサルを実施した。来館者登録システムの試行のほか、発熱をチェックするサーモカメラの配置、動作確認、体調がすぐれない来館者への対応確認、窓口受け付けのシミュレーションを行った。

■北九州市立美術館(本館)での感染防止策のリハーサル
飛沫防止策を施したチケットカウンター(写真:北九州市)
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マスクを忘れた来館者に手作りマスクを案内(写真:北九州市)
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サーモカメラ(写真:北九州市)
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交通系ICカードの端末(写真:北九州市)
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連絡先カード(写真:北九州市)
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エントランスの配置(写真:北九州市)
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 来館者登録システムは、25日以降に順次再開する漫画ミュージアム、文学館、松本清張記念館、美術館(分館)にも導入する予定だ。市は今後、各施設における作業実態を確認しながら、実施する期間や施設を検討していくという。


5月27日追記
北九州市では4月30日から5月22日まで23日間、新規感染者ゼロが続いていたが、5月23日に3人の新型コロナウイルス感染が発覚、以後4日連続で合計14人の感染が判明した。このため、市は26日午後に対策本部会議を開き、一部施設の臨時休館を決めた。上記施設のうち、感染対策が行われている市立美術館・いのちのたび博物館は開館を継続するが、漫画ミュージアム、文学館、松本清張記念館は5月28日から6月18日までの予定で再び休館する。
5月31日追記
市内の新型コロナウイルス感染拡大を受け、北九州市では5月28日、臨時休館施設の追加を決定。交通系ICカードを使った来館者登録システムを導入した市立美術館(本館)と、いのちのたび博物館(自然史・歴史博物館)も対象となり、5月31日から6月18日まで臨時休館となった。