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リポート

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多様な水辺の価値を知り、“自分事”と捉えてまちづくりに活かす

国土交通省がミズベリング勉強会

小林直子=ライター【2018.10.5】

国土交通省関東地方整備局は8月28日、川崎市内で「ミズベリング勉強会」を開催した。会を通じて繰り返し語られたのは“自分事”という言葉だ。公共空間である水辺を“自分事”としてまちづくりに取り込むことの重要性について議論した。プログラム後半に行われた座談会を中心にリポートする。

 今回の勉強会のテーマは「多様な水辺の価値を知って、観て、活かす」だ。参加者は約80人、まちづくり関係の自治体職員や民間のコンサルタントなどが中心だった。プログラム後半の座談会では、モデレーターを加え6人が登壇し、約40分間、実際の活用事例を共有しながら、まちづくりと一体となった地域活性化につながる水辺活用の可能性を議論した。

座談会の様子。左から、水辺活性化ムーブメント「ミズベリング・プロジェクト」を立ち上げた藤井政人氏(モデレーター、現在はミズベリング・アドバイザー)、一般社団法人まちの魅力づくり研究室理事・東京大学名誉教授の堀繁氏、プロボノ団体コマエカラーの代表である篠塚雄一郎氏、日本ブレインヘルス協会理事長・杏林大学名誉教授の古賀良彦氏、三井不動産企画調査部上席主幹の辻田昌弘氏、建物のリノベーションを手掛けるリビタの西山尚子氏(写真:国土交通省関東地方整備局)
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多摩川で野外フェスティバル、タマリバ

 水辺活用事例の1つ目は、野外フェスティバル「多摩川リバーサイドフェスティバルTAMARIBA」(以下、タマリバ)だ。東京都狛江市の和泉多摩川河川敷で年1回・2日間、音楽ライブや飲食出店、クラフトマーケットなどを展開する。昨年は約7000人が来場し、今年も10月7日、8日に開催が決まっている。

 主催するのは、地域の有志が集まったプロボノ(専門家が自分のスキルや経験を生かして行うボランティア)の団体、コマエカラーだ。代表の篠塚雄一郎氏は、2016年10月の第1回開催までの経緯やイベントのコンテンツ、ビジョン、運営体制などを説明した。

 タマリバは、公的資金や特定の大企業からのスポンサードを受けずに、クラウドファンディング、地元協賛、出店テナント料、飲食売り上げのほか会場でのドネーション(寄付)活動を主な収入とし、自立的に運営している。篠塚氏はこの経験から行政に対し、「縦割り業務によって生じる手続きの手間などを改善してほしい。また、前例のない企画の持ち込みに対しても、行政自身が『イノベーションの萌芽』として捉え、共感をもって当たってもらえれば」と、民間の水辺活用への前向きな対応を求めた。

野外フェスティバル「多摩川リバーサイドフェスティバルTAMARIBA」の会場を上空から見る(資料:コマエカラー)
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野外フェスティバル「多摩川リバーサイドフェスティバルTAMARIBA」の会場の様子(資料:コマエカラー)
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