エリアマネジメントは「かっこいい仕事であれ」(林氏)

若松悠夏氏(写真:小林直子)
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岩本唯史氏(写真:小林直子)
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 最後に林氏が「違いを力に変える」まちづくりにおいて、エリアマネジメントの役割やあり方について質問し各登壇者へマイクを回した。

 若松氏は、大手町のサードプレイス「3×3Lab Future」でネットワークコーディネーターとして常駐し、多様な世代と属性の会員同士をつなげてきた経験から「構成員がお互いの違いにワクワクすること、違いを楽しいと思う心持ちの人が増えることで『違いを力に変える』は実現できる」と応じた。

 小田嶋氏は地方創生のプロジェクトに携わった経験から、まちに存在する「ご意見番」への要望として、まちづくりにおいて「前例がない」ことや「経験不足」ばかりを指摘することで、新しい可能性を潰さないでほしいと求めた。

 岩本氏は「ミズベリング・プロジェクト」などを通じ、まちと水辺の関係を掘り起こし繋いできた経験からエリアマネジメント組織は「属人的であること」を求め、「人の魅力で街を魅力的に運営していくマネジメントにチャレンジしてほしい」と語った。

 林氏はセッションのまとめとして「エリアマネジメントはとにかく楽しくないとだめ」と提言。「エリアマネジメント」という単語がまちの人々へ楽しそうなイメージを想起させているかどうか。さまざまな「ポジティブなストーリーをどんどん用いて、苦しく大変な仕事という印象を無くすこと。かっこいい仕事という風になっていってほしい」と激励し、セッションを終了した。