日経BP総研が運営するウェブサイト「新・公民連携最前線」は、全国の20代以上のビジネスパーソン2万1850人を対象に、「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発⽬標)」と、「現在住んでいる都道府県のSDGs推進の取り組み」について、それぞれ知っているかを聞いた。「SDGs認知度ランキング」は東京都が1位、「SDGs施策認知度ランキング」は福井県と宮崎県が同率で1位だった。

●都道府県別SDGs認知度
ランキングTOP10
●都道府県別のSDGs施策認知度
ランキングTOP10
全国のビジネスパーソン2万1850人を対象に「SDGsの認知度」と「住んでいる都道府県のSDGs施策の認知度」を聞いた(出所:日経BP 総合研究所)

 今回の調査では、全国の2万1850人のビジネスパーソン(有職者=働く世代)を対象に、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発⽬標)の認知度などについてインターネット調査を実施した。

 調査ではまず、 回答者がSDGsについてどの程度知っているかについて、「1.内容を詳しく知っている 」「2.内容をある程度知っている」「 3.『SDGs』という言葉を聞いたことがある 」「4.全く知らない 」の4項目から1つ選んでもらった。項目ごとに重みづけをして各都道府県の住民の回答を点数化、その数値を偏差値化して、都道府県「SDGs認知度」ランキングを作成した。

 次に、先の設問でSDGsについて「4.全く知らない 」回答者を除き、「現在住んでいる都道府県のSDGs施策」について聞いた。「1.都道府県の取り組みを内容まで知っている」「2.内容までは知らないが、何らかの取り組みを行っていることは知っている」「3.取り組みを行っているかどうかを知らない」の3項目から1つ選んでもらった。項目ごとに重みづけをして各都道府県の住民の回答を点数化、その数値を偏差値化して、都道府県「SDGs施策認知度」ランキングを作成した。

1都3県ではSDGsの認知度は高いが、施策の認知度は中位以下

 ビジネスパーソンの「SDGs認知度」を都道府県別にランキングすると、1位は東京都で、2位は神奈川県、3位は千葉県だった。埼玉県も香川県と同率で第4位にランクインしており、1都3県が上位を占めた。

 また、第6位は福井県で、第7位は富山県。石川県の第10位で、北陸地方のビジネスパーソンのSDGs認知度は高いことが分かった。

 住んでいる都道府県のSDGs施策の認知度を調べた「SDGs施策認知度」ランキングでは、福井県と宮崎県が同率で1位になり、3位は鳥取県だった。SDGs認知度ランキングで1位~4位にランクインした1都3県について、SDGs施策認知度ランキングを見てみると、東京都と神奈川県が28位、千葉県が44位、埼玉県が31位といずれも中位以下。1都3県ではSDGsについての認知度は高いが、必ずしも住んでいる都県のSDGs施策についての認知度は高くないことが見て取れる。

 一方で、SDGs施策認知度がトップの福井県はSDGs認知度が第6位、SDGs施策認知度が第6位の熊本県はSDGs認知度も第8位と高いケースも見られた。

都道府県別の認知度と施策認知度ランキング

●都道府県別SDGs認知度ランキング
SDGs
認知度
順位
県名 スコア 施策
認知度
順位
1 東京都 80.8 28
2 神奈川県 73.3 28
3 千葉県 65.2 44
4 香川県 60.4 10
4 埼玉県 60.4 31
6 福井県 58.7 1
7 富山県 58.0 21
8 熊本県 56.8 6
8 兵庫県 56.8 38
10 石川県 56.6 16
11 岡山県 56.4 15
12 岩手県 56.0 4
13 大阪府 55.3 30
14 奈良県 55.0 46
15 広島県 54.8 19
16 京都府 54.7 7
17 静岡県 53.3 7
18 山形県 52.3 31
19 愛知県 52.0 33
19 滋賀県 52.0 36
21 茨城県 51.1 23
22 福岡県 50.5 11
23 高知県 50.4 13
24 福島県 49.7 34
25 宮崎県 49.3 1
25 山口県 49.3 12
27 長野県 48.9 14
28 新潟県 48.7 18
29 長崎県 48.2 9
30 徳島県 47.7 22
31 和歌山県 47.5 17
31 宮城県 47.5 24
33 栃木県 47.0 25
34 岐阜県 45.9 41
35 鳥取県 44.7 3
36 島根県 44.4 26
37 群馬県 44.1 42
38 大分県 42.9 20
39 北海道 42.4 5
40 沖縄県 41.5 39
41 愛媛県 39.0 27
41 三重県 39.0 40
43 佐賀県 37.5 45
44 秋田県 32.3 36
45 山梨県 31.6 47
46 鹿児島県 31.4 43
47 青森県 28.5 35
●都道府県別のSDGs施策認知度ランキング
施策
認知度
順位
県名 施策
認知度
スコア
SDGs
認知度
順位
1 福井県 68.3 6
1 宮崎県 68.3 25
3 鳥取県 66.4 35
4 岩手県 64.3 12
5 北海道 63.3 39
6 熊本県 61.0 8
7 京都府 59.2 16
7 静岡県 59.2 17
9 長崎県 59.1 29
10 香川県 58.7 4
11 福岡県 58.5 22
12 山口県 58.2 25
13 高知県 58.1 23
14 長野県 57.9 27
15 岡山県 57.6 11
16 石川県 55.8 10
17 和歌山県 54.8 31
18 新潟県 53.4 28
19 広島県 53.2 15
20 大分県 53.0 38
21 富山県 52.6 7
22 徳島県 50.1 30
23 茨城県 50.0 21
24 宮城県 49.0 31
25 栃木県 48.8 33
26 島根県 48.0 36
27 愛媛県 47.8 41
28 東京都 47.6 1
28 神奈川県 47.6 2
30 大阪府 47.0 13
31 埼玉県 45.7 4
31 山形県 45.7 18
33 愛知県 45.4 19
34 福島県 44.6 24
35 青森県 44.4 47
36 滋賀県 43.3 19
36 秋田県 43.3 44
38 兵庫県 42.7 8
39 沖縄県 40.9 40
40 三重県 38.9 41
41 岐阜県 38.8 34
42 群馬県 38.5 37
43 鹿児島県 37.2 46
44 千葉県 36.0 3
45 佐賀県 31.4 43
46 奈良県 29.7 14
47 山梨県 26.8 45

「SDGs認知度」の都道府県別回答内訳

 SDGs認知度ランキングで「SDGsの内容を詳しく知っている」と回答した比率が高い都道府県は、1位が東京都(11.9%)で、2位が岩手県(10.6%)、3位が山口県(10.3%)だった。

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「SDGs施策認知度」の都道府県別回答内訳

 SDGs施策認知度ランキングで「都道府県の取り組みを内容まで知っている」と回答した比率が高い都道府県は、1位が宮崎県(14.3%)で、2位が北海道(12%)、3位が山口県(11.8%)だった。

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調査概要

 この調査は、「シティブランド・ランキング2020」のための調査において、併せて聞いたSDGsについての設問の回答をまとめたものである。2020年7月21日~8月23日の間、Web調査にて実施。「日経ビジネス電子版」登録者を中心に日経BPと日経BPコンサルティングの調査モニター、提携調査会社のモニターに対して電子メールで告知し、2万1850人の20代以上のビジネスパーソン(有職者=働く世代)から有効回答を得た。
■都道府県「SDGs認知度」ランキング
 まず、 回答者がSDGsについてどの程度知っているかについて、「1.内容を詳しく知っている 」「2.内容をある程度知っている」「 3.『SDGs』という言葉を聞いたことがある 」「4.全く知らない 」の4項目から1つ選んでもらった。項目ごとに重みづけをして各都道府県の住民の回答を点数化、その数値を偏差値化して、都道府県「SDGs認知度」のランキングを作成した。
■都道府県「SDGs施策認知度」ランキング
 次に、先の設問でSDGsについて「4.全く知らない 」回答者を除き、「現在住んでいる都道府県のSDGs施策」について聞いた。「1.都道府県の取り組みを内容まで知っている」「2.内容までは知らないが、何らかの取り組みを行っていることは知っている」「3.取り組みを行っているかどうかを知らない」の3項目から1つ選んでもらった。項目ごとに重みづけをして各都道府県の住民の回答を点数化、その数値を偏差値化して、都道府県「SDGs施策認知度」のランキングを作成した。

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