日々の健康づくりの取り組み:介護予防の「通いの場」は9割に「ある」

(1-16)健康づくりを目的とした活動に主体的に関わっている住民の割合について、数値目標を設定し、PDCAサイクルを回して、割合を増加させるための取り組みを行っていますか(回答数392)。

(出所:日経BP総研)
(出所:日経BP総研)

 「行っている/平成30年度内に予定している」は27.8%、「実施を前提とした計画を持っている」が12.2%で、「具体的な予定はない」が60.0%だった。

(出所:日経BP総研)
(出所:日経BP総研)

 「行っている/平成30年度内に予定している」のエリア別の回答は、近畿が37.5%で最も高く、九州の30.9%、中国・四国の30%が続いた。同様に人口規模別では、50万人以上は50%で最も高く、5万人未満は17.9%と最も低かった。

 東京都荒川区は平成14年度から「荒川ころばん体操・せらばん体操」を実施している。区民が地域の身近な会場に集まり、身体の筋力アップやバランス感覚の向上、歩行能力の改善などを図るための体操を継続的に実施することにより、転倒を予防するだけでなく、運動に取り組むことでフレイルや生活習慣病予防を目指す。26会場で実施し、登録者数1554人、参加者は延べ6万400人という。

 同市が平成28年度に開始した「あらみん体操」は、運動習慣のない働き盛り・子育て世代や前期高齢者をターゲットにし、道具を使わず、いつでもどこでも手軽にでき、「エアロビクス」「筋トレ」「バランス」「ストレッチ」の要素が入ったわずか5分間の体操となっている。仕事や家事、育児の合間や、地域活動の中に取り入れることで、運動を習慣にするきっかけづくりとなり、ロコモや生活習慣病予防を目指す。平成29年度は健康づくり事業、地域におけるイベントやスポーツ大会、職域などで普及啓発を58回実施し、参加者数は3153人。

 東京都あきる野市の「地域イキイキ元気づくり事業」は、「気軽に楽しく笑顔で、元気になれる!~地域でふれあい、健康づくりができる会~」を目指し、看護師・保健師などの市職員が市内49カ所の会館に出向き、地域協力者に運営の協力を得て実施している。健康チェック、軽い体操やレクリエーション、健康ワンポイントアドバイスを行っている。平成29年度は実施回数490回、延べ参加者数はおよそ7500人だったという。