歯科疾患対策や歯科検診の取り組み:8割超が歯周疾患検診

(1-27)「60歳代における咀嚼良好者の割合」「歯の喪失防止状況の改善」「乳幼児・学齢期のう蝕のない者」それぞれについて、数値目標を設定し、PDCAサイクルを回して、向上させるための取り組みを行っていますか(回答数397)。

(出所:日経BP総研)
(出所:日経BP総研)

 「3つすべてに取り組んでいる」は11.3%で、「一部のみ取り組んでいる」が67%、「取り組んでいない」は21.7%だった。

(出所:日経BP総研)
(出所:日経BP総研)

 「3つすべてに取り組んでいる」のエリア別の回答は、関東が14.3%で最も高く、近畿の8.3%が最も低かった。人口規模別では、50万人以上は61.1%だが、20万人~50万人未満は14.9%と大きな差がある。

 京都市舞鶴市は、高齢者の口腔機能低下の予防を目的に「お口いきいき元気アップ講座」で歯科衛生士による口腔アセスメント、口腔ケア講話、健口体操などを実施し、予防知識を普及させている。6カ月のプログラムに加え運動事業とタイアップすることにより、健口体操の継続実施とし、口腔内の改善や機能の低下予防について効果がみられているという。

 奈良県野迫川村は、村立の保育所に入所している4歳以上の幼児を対象として保護者の確認を取って週5回、0.055%フッ化ナトリウム水溶液で洗口する事業を実施している。保護者の反対はなく、対象児全員に実施しており、虫歯発生率は実施して以来、ゼロになっているという。