自殺対策の取り組み:「行っている・予定は」は約8割

(1-9)自殺対策計画を策定していますか(回答数396)。
※厚生労働省「地域自殺対策計画策定ガイドライン」に沿ったものを想定していますが、独自策定したものでも構いません。

(出所:日経BP総研)
(出所:日経BP総研)

 「行っている/平成30年度内に策定予定である」は80.6%で、「策定を前提とした計画を持っている」が14.9%、「具体的な予定はない」が4.5%だった。

(出所:日経BP総研)
(出所:日経BP総研)

 「行っている/平成30年度内に策定予定である」というエリア別の回答は、中部が90%と最も高く、北海道・東北(82.6%)、近畿(81.3%)、中国・四国(80%)、九州・沖縄(76.4%)、関東(74%)が続いた。同様に人口規模別では、50万人以上が100%で、20万~50万人未満が91.5%、5万人~20万人未満が80.5%だった。

 自殺率が非常に高かった岩手県久慈市の自殺対策は、平成13年に県や岩手医科大学の介入調査がきっかけとなり始まった。平成17年には厚生労働省の研究事業のモデル地区となり、研究グループのプログラムに基づき自殺対策を実施した。平成22年には、住民が主体的にこころの健康づくりができるよう人材養成を開始し、ボランティアによる健康相談などを実施している。官民多様な自殺対策を実施したことで、自殺者数は平成17年の22人から平成28年の5人へと減少しているという。