福岡市中央区の県営大濠公園のボートハウス跡地に飲食店・施設「ボートハウス大濠パーク」が完成し、2015年2月6日オープンした。福岡県による公募の結果、ロイヤルホールディングス(ロイヤルHD)がフレンチレストランや物販店など4つの施設を設置・運営する。ロイヤルHDは、地元福岡県産の食材や食器を積極的に取り入れ、地域と連動したイベント実施なども視野に入れていると説明している。

「ボートハウス大濠パーク」外観(写真:ロイヤルHD)
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 大濠公園は、福岡市のほぼ中央にあり、約39万8000m2の敷地内に周歩道や野鳥の森、児童遊園などを備える。福岡城の外濠だった大きな池が特徴。県はボートハウスが老朽化したことから解体撤去し、跡地にレストランを設けることを決定。2013年に施設の設置、運営にあたる民間事業者を公募した。

 公募には8社が応募。県は、景観、観光分野などの有識者で構成する選定評価委員会の意見を聴きながら、ロイヤルHDに決定した。契約期間は10年間で、使用料は土地部が年間約150万円、水面が約320万円。旧ボートハウスを受託運営していた大濠観光会館はロイヤルHD傘下の企業。

 新施設の建物は、2階建て、延べ面積約830m2。ガラス張りの開放感のある造りで、バリアフリーのためエレベーターを設置。1階にカフェレストラン(152席)、軽食・売店、2階にフレンチレストラン「花の木」(46席)が入った。花の木は1989年から旧ボートハウス内で営業していた。また、別棟に貸ボート切符売り場を設置。従来の手こぎボート、白鳥ボートのほかに、水上サイクリングを楽しめる新タイプボート「あめんぼボート」を導入した。

フレンチレストラン「花の木」(写真:ロイヤルHD)
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カフェレストラン「Royal Garden Cafe大濠公園」(写真:ロイヤルHD)
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