新図書館と書店の施設立地概要と事業イメージ(資料:桶川市)
新図書館と書店の施設立地概要と事業イメージ(資料:桶川市)
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 埼玉県桶川市は、JR桶川駅前の商業施設、パトリア桶川内にある駅西口図書館を改装し、大型書店を併設した文化交流施設とする。市は3月7日、書店を出店する丸善(本社:港区)とパトリア桶川の所有者である新都市ライフ(本社:新宿区)との間で、事業実施に向けた基本協定を締結した。

 改装は、パトリア桶川のリニューアル工事にあわせて実施する。現在、4階にある駅西口図書館を3階に拡大移転する計画で、面積は現状の2.5倍の約1500m2となる。隣接して店舗面積1300m2程度の丸善が運営する書店と、カフェが入居する。カフェは誘致中だ。市はこれらを単なる隣接施設とせず、融合施設として市民の交流や文化振興などの効果を狙う。共同スペースを設け、図書館と書店のそれぞれの特徴を活かした利用方法を共同で企画するほか、内装にも一体感を持たせるなどの工夫をこらす。設計・施工の詳細は今後、丸善からの提案を受けて協議していく。新施設は、2015年10月にオープンする予定だ。

 図書館の運営は丸善CHIホールディングス傘下の図書館流通センター(本社:文京区)が担う。同社はこれまでも駅西口図書館の窓口業務を受託してきた。リニューアル後の契約形態は協議中で、業務委託となるか指定管理者となるかは未定だ。

 市は、10月に拡大移転した後の図書館の施設借上料として、2015年度予算に約1980万円を見込んでいる。これを年額に換算すると、借上料は約3960万円となる。