超高齢社会として多くの課題に直面する日本にとって、ヘルスケアや介護領域でのデジタル化推進の重要性はますます増しています。本連載は、国際的に高い評価を得るデンマークを取り上げ、長きに渡りヘルスケアのデジタル化を進めてきたその取り組みに学ぶことを意図したコラムです。デンマークに5年間居住経験のある筆者が、デンマークを外側からの視点だけではなく、現地関係者から得た貴重な情報を踏まえ、独自の視点で分かりやすく解説します。

森田 麻記子(もりた・まきこ)
富士通総研 経済研究所 上級研究員
森田 麻記子(もりた・まきこ) 神戸大学大学院博士前期課程(人間環境学)在籍中にデンマーク国立オーフス大学へ留学。修了後、デンマーク国立オルボー大学、比較福祉研究センターPhDフェロー、京都大学文学研究科、共同研究員を経て、2016年2月より現職。専門は社会政策学、高齢者福祉。近年は福祉分野でのテクノロジー活用に対する関心を起点に、デジタルヘルス、行政サービスのデジタル化、キャッシュレスなどデンマーク社会のデジタル化がもたらすインパクトを考察した発信や講演活動も精力的に行っている。