R&Dの成果がぶれない美味しさに
Lify Wellness Herbal Brewerにティー・ディスクを挿入すると、各ディスクに合わせて最適に調整された湯温や抽出時間が適用され、カップにお茶が注がれる。
紅茶や中国茶をベースにしているタイプも多いため、「緑茶なら低温、紅茶なら高温など、お茶による最適な湯温や抽出時間を判断し、かつ漢方薬剤やハーブなどの有効成分を最大限に抽出しながら、各材料の味わいを適切に引き出すようにしている。これをウェルネス・ドリンクとして、機能性と美味しさを最大限に発揮させるようにブレンドしながら、ユーザー使用時にぶれが出ないように細心の注意を払う必要がある」とメイジング氏。
組み合わせる食材が多岐にわたるため、最終ブレンドを1つ完成させるまでには、約3カ月を要するという。
「最近の例では、漢方食材であるナツメを選び、乾燥させたものを砕いてブレンドしてみたところ、他の食材より水分量が多いことから、ベタつきが出てディスクの中でダマになってしまい、抽出具合にバラツキが出た。これは、ナツメをフリーズドライにして微粒状化することで解決できた」
1つの食材についての徹底的な研究分析が完了すると、それはデータ・ライブラリーに蓄積されていくため、次回同じ食材を使う場合は1ブレンドにかかる開発期間が1カ月ほど短縮できるという。