過去40年間に米国の病院数は激減

 参考資料として以下に米国における1980年から2015年の間の平均在院日数の推移、病床数、そして病院数のグラフを示す(図5〜7) 。平均在院日数は短縮され、病床数は減り、病院数は激減した。これは出来高払いの終焉と技術革新の波が引き起こした産業構造の大変革である。

図5●米国における平均在院日数の推移(1980年〜2015年)
図6●米国における病床数の推移(1980年〜2015年)
図7●米国における病院数の推移(1980年〜2015年)

 次回は少し話の向きを変える。病院を病院産業として見てみよう。産業は日が昇るように勢いのある成長産業(サンライズ・インダストリー)と日が沈むように勢いを失いつつある衰退産業(サンセット・インダストリー)に大別することができるが、病院産業はサンライズ、サンセット、そのどちらなのであろうか。

(タイトル部のImage:sublime / PIXTA)