SDCC構想の具現化に向けた個別プロジェクトも進行中

 後半は、裾野市で現在進行中のSDCC構想の具現化プロジェクトについての報告があった。「すそのんプレミアム付き商品券」「すそのんエール飯による飲食店応援プロジェクト」「キャッシュレス推進への取り組み」「My City Reportを活用した道路損傷状況データ収集」「耕作放棄地自動判定アプリ『ACTABA』を利用した裾野市耕作放棄地自動判定実証実験」などである。

  すそのんプレミアム付き商品券は、新型コロナ感染症で打撃を受けた地域経済の活性化や市民生活支援のために、裾野市が発行しているもの。「すそのん」とは、裾野市のご当地マスコットキャラクターのこと。

 この商品券の販売所や使えるお店を検索するサイトは、Googleのスプレッドシートに登録した設定情報からPWA(Progressive Web Application)アプリを生成する無料のオンラインサービス「Glide」を使用している。すそのんエール飯は、テイクアウト・デリバリー対応の飲食店とその提供内容を検索できるWebサービスだが、こちらも開発にGlideを使用しているという。

すそのんプレミアム付き商品券の取扱所・販売所の検索画面(出所:シンポジウムでの高村市長のプレゼン資料)
すそのんプレミアム付き商品券の取扱所・販売所の検索画面(出所:シンポジウムでの高村市長のプレゼン資料)
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 高村市長は最後、SDCC構想の目標について「目指すのは、誰もがうれしい、市民、企業、行政がWin-Winになれる都市。自然あふれる田園と未来都市が調和する田園未来都市」と総括し、報告を締めくくった。

(タイトル部のImage:出所はシンポジウムでの高村市長のプレゼン資料)


出典:「新・公民連携最前線」2021年3月10日付の記事より