「東京大学 ヘルスケア・ライフサイエンス系スタートアップ キャリアフェア」(主催:東京大学産学協創推進本部、協力:LINK-J)と題するオンラインイベントが、2021年3月4日に開催された。東京大学のインキュベーション施設に入居するヘルスケア・ライフサイエンス系スタートアップの中から9社が集まり、ピッチで自社の事業内容や魅力、求める人材などをアピールした。

 各社のピッチに先立ち、東京大学産学協創推進本部 スタートアップ推進部 インキュベーション担当ディレクターの菅原岳人氏が、東京大学におけるライフサイエンス系スタートアップ支援の取り組みについて語った。菅原氏によれば、東京大学のインキュベーション支援は2004年にスタート。東京大学関連のスタートアップが400~500社あるなかで、大学のインキュベーション施設へ公式に入居した数は95社となる。さらに、そのうちの3分の1がヘルスケア・ライフサイエンス系に該当し、これらの数は「年々増加している」という。

 インキュベーションプログラムの拠点は本郷、駒場、柏にあり、「アントレプレナープラザ」「アントレプレナーラボ」「駒場インキュベーションルーム」「柏IIアントレプレナーハブ」といった施設がある。さらに実験サポートとして、大学の薬品・高圧ガス等管理システムを利用できる「UTCIMS」、大学の一部実験機器を利用できる「ワンストップ創薬共用ファシリティセンター」、医学部付属病院の臨床試験サポートを受けられる「P1ユニット」なども用意されていると、菅原は紹介した。

東京大学産学協創推進本部 スタートアップ推進部 インキュベーション担当ディレクター 菅原岳人氏
東京大学産学協創推進本部 スタートアップ推進部 インキュベーション担当ディレクター 菅原岳人氏
[画像のクリックで別ページへ]

 以降では、今回のイベントに登壇した9社のピッチの様子を登場順に紹介していこう。