企業・行政と連携し未来型医療を開発する

 大学としても、スマートシティ、スマートキャンパスの創造のためNTTグループと第5世代移動通信システム(5G)の活用について包括連携協定を締結している。医学部では、近畿大学と和歌山のくしもと町立病院を5G通信で結び、高精細な映像のリアルタイム送受信を利用して遠隔医療支援の実証実験を行っている。

NTTグループと協力し、5G通信を利用した遠隔医療支援の実証実験を行っている

 そのほか、大学本部に設置された「近大グローバルリサーチアライアンスセンター」を通して医学部以外の学部との連携や学外の企業、行政との協力を促進し、未来型医療の開発、実践を行っていく考えだ。

移転する新キャンパスの全体構想。心臓血管センターやがんセンターを中心に、他学部や学外と連携しながら先進医療の開発を行っていくという

 最後に松村氏は、「泉ヶ丘エリアへの移転を機に、企業・行政との連携による未来型医療の開発、実践を通してスマートシティの確立に貢献していきたい」と、講演を締めくくった。

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