離れて暮らす老親の世話

 LMNの代表理事、遠藤英樹氏が語る。

 「Aさんお母さんの場合、それ以上の一人暮らしは難しかったので、まず地元の病院に入院していただき、統合失調症の治療を行っている間に介護施設を探して契約しました。一連の作業で頂いたのは25万円です」(以下「」内は全て遠藤氏)

LMN代表理事の遠藤英樹氏(写真提供:LMN)

 その内訳は、LMNへの登録料が16万5000円。加えて医療・介護の相談と実働で8万5000円だ。

 「さらに月額1万1000円をお支払いいただけば、日々の連絡窓口や月に一度の面会とその報告などの継続サービスをご利用いただけます。当法人では関東を中心に法人規定の講習を受けた『おもいやりサポーター(50人)』を有しています。なので、関東近県であればどちらにお住まいの場合でもご利用いただける体制です」

 例えば病院の付き添いなどは、現在の医療や介護保険の仕組みでは全てを対応するのが難しい。病院での待ち時間は長くなりがちだ。こうした部分を介護保険サービスでサポートできるように制度設計が少しずつ変わってはいるものの、まだまだ追いついているとは言い難い。このようなケースでも1回1万1000円でおもいやりサポーターを活用することができる。

 ご登場いただいたAさんのように、老親と離れて暮らしている場合はもちろんだが、同居やスープの冷めない距離に住んでいても、LMNの仕組みは利用できる。