働く場所まで考える

 同スタジオの取り組みとして特に注目したいのが、「就労支援」だ。病気で体が不自由になっていたとしても、仕事をしたいといと思っている人は多いはず。希望する方には、リハビリ後、同社での仕事を紹介してくれる。

 「弊社は本社が東京ですが、全国に290余りの介護事業所を展開しております。リハビリ後の回復度合いにあわせて、まずは当社での就労可能な業務を創出して支援していきます」(白木氏)。

 明確な目標があれば、リハビリに対する気持ちも違ってくるはずだ。ウェルビスタ ケアスタジオでは、あらゆる状態の方に対応できるよう、多くのメニューを用意している。スタジオ内でまず目をひくのが「レッドコード」。天井に吊るされたコードを使って様々な日常生活の反復動作や姿勢の調整、ストレッチなどのトレーニングを行うことができる。

ノルウェー生まれのリハビリエクササイズの「レッドコード」

 「リハビリだけでなく、アスリートのトレーニングやエクササイズなど、多くのシーンで使われています。使用方法によって、筋力アップや体幹を鍛えるなど、期待できる効果は大きい」と白木氏は言う。同スタジオの保険外サービスでは、再び運転できるようになりたいという声も多いことから、認知機能向上も目的としたレッドコードは介護保険サービス利用者と保険外利用者の双方が使用可能となっている。