経済産業省が主催する「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2022」(JHeC2022)の最終審査会が、2022年1月14日に東京都内で開催された。昨年に引き続いて登壇者や審査員、一部のサポート団体などを除き無観客で実施。一部の登壇者はリモートでの参加となった。アイデアコンテスト部門では、日本の臨床工学技術で開発途上国医療を支援する医療機器管理・教育システムの実現を目指す稲垣大輔氏(神奈川県立保健福祉大学)がグランプリを獲得した(関連記事:日本の臨床工学技術を途上国に、最終審査会に5組のアイデア)。

 一方、今回の王者を決めるビジネスコンテスト部門には、2021年10月に実施された一次プレゼン審査を通過した6社が最終審査会に挑んだ。その結果、視力を使わずに周囲の環境を認識できるメガネ型デバイスを開発するRaise the Flag.がグランプリを獲得した。MRT、トリプル・ダブリュー・ジャパン、mediVR、カケハシ、Connected Industries(CI Inc.)、Magic Shieldsに続く7代目の王者となる(関連記事:「満票」で決定、経産省ヘルスケアビジコン7代目グランプリ)。

ビジネスコンテスト部門グランプリを受賞したのはRaise the Flag. 。授賞式に臨む代表取締役CEOの中村猛氏(写真:寺田 拓真、以下同)
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ビジネスコンテスト部門グランプリを受賞したのはRaise the Flag. 。授賞式に臨む代表取締役CEOの中村猛氏(写真:寺田 拓真、以下同)
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ビジネスコンテスト部門グランプリを受賞したのはRaise the Flag. 。授賞式に臨む代表取締役CEOの中村猛氏(写真:寺田 拓真、以下同)

 グランプリを受賞したRaise the Flag. 代表取締役CEOの中村猛氏は、「今回参加した人たちによって近い将来、共生社会やノーマライゼーションといったことを意識することなく、誰もが自立し、笑顔で助け合って暮らせる豊かな社会が訪れることを楽しみにしている」とコメント。「その実現の一翼を担える機会が与えられたことに感謝し、自社の事業で必ず世界を変える」とスピーチした。

 今回のビジネスコンテスト部門では、グランプリを獲得したRaise the Flag.のほか、ライトタッチテクノロジー、Liquid Mine、レナートサイエンス、TXP Medical、iMed Technologiesがファイナリストとして登壇した。以降では、熱のこもったプレゼンテーションの様子を登壇順に紹介していく。