片頭痛やうつ病などの社会課題にも挑む

 同社は、ヘルスケアサービスの提供を通じて、人々を「Optimal Health」の状態に導くことを目指している。Optimal Healthとは、「病気」「未病」「健康」のさらに上の最も健康的な段階で、心身ともにいきいきと仕事や生活ができる健康状態を指す。

 既に、過去のヘルスケア事業の成果から、「何をすれば健康になれるのかが分かってきた」と栢氏は言う。特に、風邪や腹痛、頭痛、花粉症、うつ病などは、医薬品で症状は和らげられても根治に至るのは難しい。そのような症状や疾患に対して、食事がカギになることが分かってきたというのだ。

 こうした知見を基に、同社ではさまざまな社会課題へのアプローチも検討している。例えば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については、「特定の添加物や食材が発症に寄与している可能性が高い」と同氏は話す。このほか、片頭痛やうつ病、潰瘍性大腸炎、花粉症なども食生活との関連が明らかになりつつあるといい、こうした課題に食生活の切り口から挑んでいきたい考えを明らかにした。

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