経済産業省が主催する「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2021」(JHeC2021)の最終審査会が2021年1月28日、東京都内で開催された。コロナ禍の中、登壇者や審査員などを除き無観客での開催となり、一部の登壇者はリモートでプレゼンテーションに参加。アイデアコンテスト部門では、失われた声を取り戻すデバイス「Syrinx」を開発するSyrinxの竹内雅樹氏がグランプリを獲得した(関連記事:これが明日のヘルスケアを拓くアイデア、5組が最終審査会に登壇)。

 一方、今回の王者を決めるビジネスコンテスト部門には、2020年10月に実施された一次プレゼン審査を通過した6社が最終審査会に挑んだ。その結果、転んだときだけ柔らかくなる置き床「ころやわ」を開発するMagic Shieldsがグランプリを獲得した。同社は、MRT、トリプル・ダブリュー・ジャパン、mediVR、カケハシ、Connected Industries(CI Inc.)に続く6代目の王者となる(関連記事:[速報] 経産省ヘルスケアビジコン、6代目グランプリが決定)。

ビジネスコンテスト部門グランプリを受賞したMagic Shields 代表取締役の下村明司氏(写真:寺田 拓真、以下同)
ビジネスコンテスト部門グランプリを受賞したMagic Shields 代表取締役の下村明司氏(写真:寺田 拓真、以下同)
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 グランプリ受賞にあたり、Magic Shields 代表取締役の下村明司氏は受賞の謝辞を述べるとともに「世界中で転倒・骨折が多く起きている」という現状についてあらためて言及。それを踏まえて「けがを予防することが当たり前の社会を作っていきたい」とスピーチした。

 今回のビジネスコンテスト部門にはMagic Shieldsのほか、ファストドクター、フロンティア・フィールド、OUI、エナジーフロント、Mediiがファイナリストとして登壇した。以降では、最終審査会での登壇順に、白熱したプレゼンテーションの様子を紹介していこう。