FiNCが進めるDX支援の第1弾

 帝人フロンティアではかねて、日本人の5人に1人が何らかの悩みを抱えている睡眠に着目し、ウエアラブルやセンシングの技術を用いたソリューションを検討してきた。特に昨今、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で不規則な生活になりがちな状況が続き、「生活習慣が乱れ、睡眠の質が低下していることが問題」と帝人フロンティア 取締役執行役員 技術・生産本部長 兼 新事業開発室長の重村幸弘氏は指摘する。

帝人フロンティア 取締役執行役員 技術・生産本部長 兼 新事業開発室長の重村幸弘氏(写真:オンライン記者会見の画面キャプチャー)

 睡眠不足を懸念するのは、疾患発症のリスクが上昇したり、生産性や創造性が低下したりする恐れがあるからだ。そこで同社は、2018年からFiNC Technologiesと共同事業を開始し、今回のサービス開発に至ったという。

 一方FiNC Technologiesは、これまで事業を展開してきた予防ヘルスケアの領域に関する知見や技術などを活用し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する「FiNC DX」を推し進めていきたいとしている。今回のサービス開発は、その第1弾の成果というわけだ。

 今後は、FiNCアプリのOEM化や事業コンサルを進めていきたいとしている。例えば、企業が提供するアプリの開発や知見提供をFiNC Technologiesが行うことなどを想定している。

(タイトル部のImage:monsitj -stock.adobe.com)