神奈川県藤沢市の村岡地区と鎌倉市深沢地区に新たなヘルスケアのオープンイノベーション拠点を形成する。神奈川県知事の黒岩祐治氏が明らかにした。

 両地区は隣接しており、付近には「湘南ヘルスイノベーションパーク」(略称:湘南アイパーク)や湘南鎌倉総合病院が存在する。湘南アイパークは、武田薬品工業が湘南研究所を開放することによって2018年4月設立された産官学連携の場である(関連記事、タイトル部のImageはその外観模型)。

 神奈川県、藤沢市、鎌倉市、武田薬品工業、湘南鎌倉総合病院の5者は、連携・協力に関する覚書を締結。湘南アイパークを核としたヘルスイノベーション最先端拠点を形成すると同時に、健康寿命の延伸やヘルスケア分野の産業創出などに取り組んでいく。

覚書を締結した5者。左から、湘南鎌倉総合病院院長の篠﨑氏、鎌倉市長の松尾氏、神奈川県知事の黒岩氏、武田薬品工業前社長で相談役の長谷川氏、藤沢市長の鈴木氏、湘南アイパーク ジェネラルマネージャーの藤本氏(写真:Beyond Health)

 黒岩知事は、この拠点を“第二の殿町”にしたいと意気込む。「神奈川県のオープンイノベーション拠点の一つである川崎市殿町地区は、最先端の再生・細胞医療の拠点として成長し、完成形に近づいている。村岡・深沢地区は第二の殿町に成長させていきたい」(同氏)。

(タイトル部のImage:剣持 悠大)