今年度内にはすべてのJ:COMエリアで展開予定

 サービス内容はシンプルで、利用料金は1回につき330円(以下、価格は税込)。既存のJ:COM加入者はセットトップボックス(STB)の「J:COM LINK」をそのまま利用できるが、未加入者は月額528円でオンライン診療専用のSTBをレンタルする必要がある。Webカメラは設置・設定費用込みで7678円。デリケートな内容を扱うだけにセキュリティーにも配慮し、Webカメラを専用サーバーに接続するなどして乗っ取りを防止する。

J:COM オンライン診療の利用イメージ。操作はリモコンで行なう。高齢者にとっては大画面でやり取りできる点もありがたい(出所:オンライン発表会のキャプチャ)
J:COM オンライン診療の利用イメージ。操作はリモコンで行なう。高齢者にとっては大画面でやり取りできる点もありがたい(出所:オンライン発表会のキャプチャ)

 当初はオンライン診療のみでスタートする。第一弾は東京都杉並区、練馬区、板橋区のほか、埼玉県、千葉県の一部となるが、今年度内にはすべてのJ:COMエリアで展開予定だ。今後は地域スマート医療コンソーシアムと連携しながら、オンライン服薬指導、健康相談、病院の送迎に関するMaaS、見守り、モニタリングなど医療・健康に関わるサービスの拡充を視野に入れる。同社にとっては未知の領域への挑戦となるが、石川氏は「地域医療の持続的な発展に貢献する」と決意を新たにした。

(タイトル部のImage:出所はJ:COM)