ディスカウントストア大手のドン・キホーテが、ヘルスケアスタートアップのFiNC Technologiesとコラボしたプライベート商品づくりに乗りだしている。ヘルスケア・フィットネス分野において、より顧客のニーズに寄り添った商品開発を目指す。

 このコラボの軸となるのが、「FiNCアンバサダー」の存在だ。FiNC Technologiesは、運動や食事などのログを記録でき、AIによる生活アドバイスを受けたり専門家の情報発信を受け取ったりできるアプリ「FiNC」を提供している。このアプリ内で情報発信をしているインフルエンサーが、FiNCアンバサダーである。様々なジャンルの専門家などで構成されているという。

女性を中心とした「FiNCアンバサダー」の声を商品開発に取り入れる(写真:加藤 康)

 FiNCアンバサダーが製品開発に協力することで、女性や一般消費者の声を取り入れるのが狙いだ。ドン・キホーテのプライベートブランドを開発するSPA開発本部 本部長の小田切正一氏は、「ニーズがありつつもメーカーが作らない商品を、我々はプライベートブランド(PB)の形でつくっていく。ユーザーにより近いところにいるFiNCアンバサダーと協力することで、このコンセプトを具体化できると考えている」と語る。