「Bodygramを身体情報のプラットフォームに」

 これまで同社の技術は衣類のネット通販といったアパレル業界などで採用されてきた。最近では新型コロナ感染症の影響もあり、非接触での接客ニーズを満たす技術として小売業やサービス業での連携も増加しているという。また、新型コロナ感染症により注目度が一気に高まったセルフケアやウエルネスについては、今後も引き続き関心が高い状態が続き、特に予防医学や検査、回復期のモニタリングなど遠隔医療サービスへの需要が高まるとみる(関連記事:「写メ2枚」が生活習慣病予防の切り札に、オーダーシャツネット通販から飛び出したBodygramの野望)。

 今回、新たに体組成データの推定計測が可能になったことで、Bodygramは生活習慣病や疾病リスクの予兆を早期発見する手がかりとして活用できる可能性が高まっており、「Bodygramは身体情報のプラットフォームになれる」(Koh氏)と今後の領域拡大に意欲を見せた。すべてをスマホやBodygramで完結するのではなく、腕時計型などのウエアラブル機器との組み合わせにより、より様々な遠隔医療サービスなどに貢献できるとみる。

今回のアップデートでは体組成の推定計測機能を追加したほか、目指す体型に合わせて目標を設定しグラフなどに表示する「ボディゴール」機能や各サイズの変化を表示する機能なども追加した(図:Bodygram Japanの発表会資料)
今回のアップデートでは体組成の推定計測機能を追加したほか、目指す体型に合わせて目標を設定しグラフなどに表示する「ボディゴール」機能や各サイズの変化を表示する機能なども追加した(図:Bodygram Japanの発表会資料)
[画像のクリックで別ページへ]

 同社ではフィットネスやヘルスケア領域でのBtoBに向けて、今回の体組成推定計測機能や別の機能などを搭載する「Bodygram Wellness」の開発を進めている。従来のアパレルに加えて、フィットネス・ヘルスケア領域での用途拡張を目指すとする。

(タイトル部のImage:出所はBodygram Japan)