Vscan Airの革新性は3点

 続いて、GEヘルスケア・ジャパン 超音波本部 Primary Care部 部長の阿木宣親氏が、Vscan Airの詳細を説明した。同氏は、Vscan Airの革新性として「連携」「拡張」そして「想いのままに」という3点を挙げる。

Vscan Airのイメージ
Vscan Airのイメージ
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 「連携」については、例えば専用アプリをダウンロードして使用することから、医療従事者同士はリアルタイムな画像共有を通じてスムーズな連携が可能になる。しかも、普段から使用しているスマートフォンを使うのであれば、「操作に迷う心配もない」(阿木氏)というメリットも生まれる。具体的な利用シーンとしては、「エコーの初学者が専門医と検査画像を共有し、リアルタイムに意見を聞きながら検査する」(阿木氏)といったケースを想定する。

 「拡張」では、例えばアプリ内に保存された患者の画像データは機微情報となるため、患者情報へのアクセスには専用アプリのPINコード設定や、モバイル端末の指紋認証や顔認証といった生体認証が利用できる。このように、民生品であるモバイル端末の機能を活用できる点が「Vscan Airのような医療機器の機能拡張につながる」(阿木氏)。さらに、スマートフォンは周辺機器が非常に充実していることから、それら周辺機器へのアクセスが可能になることも「大きな拡張の1つになる」と阿木氏は提案する。また、アプリ化によって「プローブ本体を買い替えなくても、将来的な機能拡張に対応できる」こともメリットして紹介した。

 「想いのままに」については、モバイル端末がiOSとAndroidの両方で使用でき、5~20インチの表示スクリーンや無線充電(Qi)などにも対応することに触れ、医師が「好みのモバイル端末で利用できる」ことを説明した。