矯正治療を行う患者が、遠隔地にいる医師とコミュニケーションを取れる歯科矯正治療用アプリが登場した。ビデオ会議「Zoom」を使用して医師と患者がビデオ通話できる「Invisalign Virtual Appointment」と、矯正装置の装着時間などを管理できる「Invisalign Virtual Care」である。マウスピース型矯正装置を手掛けるインビザライン・ジャパンが2020年6月9日の記者会見で発表した。

「Invisalign Virtual Appointment」と「Invisalign Virtual Care」のイメージ(出所:インビザライン・ジャパン 代表取締役社長の松本貴嗣氏の発表資料)

 これらのアプリを使えば、医師と患者が、治療経過や治療中のトラブルなどを遠隔で共有できる。これにより、定期的な診察が必要な矯正治療において、通院回数を減らすことが期待される。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、外出することへの心理的ハードルが高まっていることを受けて、「当初の予定よりも提供開始時期を早めた」とインビザライン・ジャパン 代表取締役社長の松本貴嗣氏は話す。

インビザライン・ジャパン 代表取締役社長の松本貴嗣氏(出所:インビザライン・ジャパン)