在宅介護者向けのオンラインイベントを開催

 今回のアプリの開発に合わせ、エクサウィザーズは在宅介護者が自宅でユマニチュードを学べる、無料オンラインイベント「今日からできる!優しさを伝えるケア技法」を2020年6月13日に開催した(YouTube動画はこちら)。

 イベントには、介護施設を回りながらレクリエーションを行っているお笑い芸人の「レギュラー」と「span!」が登場。イベントでは、ユマニチュードの4つの柱のうち、特に「見る」と「話す」について、ゲームを交えて実践のポイントを紹介した。

 「見る」を実践する場合は、視線によって相手が自分をどう思っているのかが伝わることに気を付ける必要がある。具体的には、ケアをする相手が腕の中に納まるくらいの近い距離で、正面から水平に、長い時間目を合わせることが、相手にとって心地よさを与えるという。逆に、上方向や横方向から見たり、遠くからちらっと目を向けたりするのは、相手にとって不快感を与える。

近い距離で正面から水平に目を合わせている様子
近い距離で正面から水平に目を合わせている様子
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 イベントでは、お題を視線だけで表現して当ててもらう「心のジェスチャーゲーム」を実践。遊びながらお互いに目を合わせることに慣れてもらうという狙いがあるという。

 「正直さ」「嘘隠し事」「見下し」「優しさ」の4つのお題が与えられたが、レギュラーの西川晃啓さんが表現した「優しさ」は、視線だけで当ててもらうことができなかった。視線で優しさを伝えるのが難しかったのは、ソーシャルディスタンスを保っていて物理的な距離感があったためだといい、優しさを表現する際には腕の中に納まる20cmくらいの距離まで近づかなくてはいけないことが分かった。

心のジェスチャーゲームを実践している様子
心のジェスチャーゲームを実践している様子
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