「フレイルへの対応も予定」

 さらに今回のサービスでは、AI技術を活用することでユーザーの利便性を向上させる仕組みも備えている。例えば、AIによる骨格抽出技術を組み込んでおり、機械学習によって人間の動きを学習し、それをベースにハンドジェスチャーによるアプリ操作などに対応する。離れた場所からiPadに向けて手をかざすなどの動きによって、アプリを操作することも可能になっている。

トレーニング中に感じた痛みを入力する画面

 今後のサービス展開については、AI技術をさらに活用して「患者やセラピストの負担を軽減していく」と安田氏は語る。具体的には「AIがプログラムを自動で選別したり、患者がフィードバックした動画に対してAIがアドバイスしていくような機能を実装していく」といった構想があるという。

 また、現在は脳卒中における理学療法士や作業療法士を対象としているが、今後は「言語聴覚療法にも拡張していくほか、変形性関節症や骨粗鬆症などの疾患にも広げていく」考えだ。さらに、病気の予防段階として「フレイルへの対応も予定している」と安田氏は説明する。